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これは、私が実際に経験した面接での出来事です。
2次面接までは、
とてもいい雰囲気で進んでいました。
仕事内容の話もかみ合っていて、
「ここまで来たなら大丈夫かもしれない」
そう思っていました。
最後に、トップの方との面接がありました。
正直、
何を聞かれたか、はっきり覚えていません。
仕事の話ではなく、
趣味や、余暇の過ごし方のような質問だったと思います。
そのとき私は、
はっきりとこう答えました。
「いいえ、違います。」
その習慣、
相手の表情が変わったのが分かりました。
空気が、
一気に冷えました。
後から考えると、
その質問自体は、
合否を左右するほど
大した内容ではなかったと思います。
でも私は、
**「正しく答えること」**を優先してしまいました。
今なら分かります。
あの場で見られていたのは、
答えの正しさではなく、
この人と一緒に話していて、心地いいか
- 話を合わせられる人か
- 空気を読めるか
- そういう部分だったのだと思います。
話を合わせることは、
嘘をつくことではありません。
でも当時の私は、
そこを切り分けられていませんでした。
この面接は不採用でした。
理由は分かりません。
でも私は今でも、
あの一言が、流れを変えた
そう感じています。
面接で評価されるのは、
正論だけではありませんでした。